かや

アニメとか東方

風見幽香の受難

ここは幻想郷。数多の妖怪、人間、神その他が住まう楽園である。この楽園に誰よりも自由に咲き誇っている一輪の花の一日が始まろうとしていた…

風見幽香「うぅ〜ん眠いわねぇ。もう今日は一日中寝ちゃおうかしら」永く生きる妖怪は活動が活発でなくなる。だとしてもぐうたらすぎるが…

「ん…何か臭い匂いがする」そうして周りを見渡すと

「何これ!ラフレシアだらけじゃない」辺り一面ラフレシアで埋め尽くされていた

「これじゃ眠れないわね。久しぶりにに夢幻館にでも行こうかしら」そうして空を飛ぼうとすると…

「驚いたわ…」ラフレシアがたけのこのように急成長し、幽香の行く手を阻んだ

「これじゃ飛んでも意味ないわね。仕方ない、吹き飛ばすか。」そう言うと辺り一面のラフレシア畑を薙ぎ払いもの言わぬ平原へと変えた。

「これでよしっ」そう思った瞬間目の前に超巨大ラフレシアが現れた!

「臭い!臭すぎる!」あまりの臭さに呼吸もままならない

「くそっ今度こそ根絶やしにしてくれる!」そうしてより強力な一撃を与え消し去ろうとしたその時!

「うっ…バタン!」超巨大ラフレシアは攻撃の反動で強烈な腐臭を幻想郷全域に撒き散らした。

この超巨大ラフレシアによる異変は後に腐臭異変と呼ばれ、一ヶ月間幻想郷全域に臭いが残り続けたと言う。